昭和12年 氷見町地図

蔵の所蔵物の中から、「氷見町 地図」が見つかった。

富山県氷見市が「氷見町(ひみまち)」は、明治22年(1889年)の町村制施行によって誕生し、昭和27年(1952年)8月1日に「氷見市」になるまで呼ばれていました。

蔵の中から見つかったこの氷見町の古地図と観光案内は、**昭和12年(1937年)**に作成されたものです。紙質や内容、そしてパンフレットに記載された「昭和十二年七月現在」の文字から、その時代背景が読み取れます。

この年、濵元家17代目が誕生した年でもあり、地元の歴史と家系の記憶が重なる貴重な資料となっています。

地図には阿尾城址から北方向に石動山が記されており、石動山は中世(平安時代)から氷見(大窪口)が表参道として機能していたことを示しています。氷見はその歴史の中で、石動山信仰の中心地でもあったことがわかります。 




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